3畳図書スペース

3畳の部屋で読んだ本についてコツコツと書いていきます

『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法』は考えることについて分かりやすく書かれた良書

GAFAの部長になった著者が恩師から学んだキャリアの基礎となった仕事の考え方

40歳でGAFAGoogleAppleフェイスブック、アマゾン)のシニアマネージャーになった著者。その原動力となった仕事の考え方は20代の頃、会社の上司であるN氏から教わったものです。N氏から教わった仕事に対する考え方が、会話を含めた文章で分かりやすく書かれています。タイトルに思考法とあるように、「考えること」についてページが多く割かれています。また「考えること」以外にも、仕事に役立つ教えが書かれている本です。

 

本を読んだきっかけ

きっかけはネットで話題の本として紹介されている記事を読んだ時に、「人に仕事を頼む時は背景を全て話す」という言葉に共感を覚えたためです。

自分も今まで背景を知らないために、仕事で痛い目にあった経験が何度もあります。

背景を話すことの大切さを教えてくれるようなメンターの教えを学びたいと思い購入しました。

 

本の紹介

タイトル:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法

著者:寺澤伸洋

出版:KADOKAWA

初版:2020年11月13日

 

美味しいカレーの作り方は?と聞かれたら何と答えるのか?

N氏から「美味しいカレーの作り方は?」と聞かれて、著者は材料を煮込んで、カレールーを入れて煮込むと答えます。

視野が狭い。もっと『全体像』を見ないと

とN氏に言われてしまいます。

 

N氏は著者に「提供する対象、包丁や鍋など準備に必要なもの、盛り付けなどの提供方法、提供場所」も考えるように伝えます。

 

自分も、もしカレーの作り方を聞かれたら材料と調理法を答えてしまいます。

視野が狭いと言われる時はやはり自分の立場、目線でしか考えていないことが多いです。全体像を見ると単純に思えたカレーの作り方でも沢山考えることがあることが分かります。

 

考えることについて聞かれたら何と答えるのか?

「考える」とは高い視点から全体像を見て、関連する項目に要素分解していくこと

どうすれば考えたことになるのか?分からなくなった著者にN氏が伝えた言葉です。

 

考えることについてここまではっきりと答えられる人はなかなかいないです。

上司によく「考えろと」言われて、「どうやって考えたら良いですか?」と聞いたら、「自分で考えろ」と怒られます。それは上司の中にも明確な答えがないからです。

 

また具体的に要素分解していくために、具体的に以下の4つの考え方が説明されます。

 

  1. 水平思考=全体像を考える
  2. 垂直思考=深掘りして考える
  3. 思考の高さ=自分以外の立場で考える
  4. 時系列を考える=現在だけでなく過去、未来も考える

 

自分も考えると言われてすぐに思いつくのは、5W1Hでしょうか?そもそも考えることは、「要素分解」と考えたこともなかったですし、まして「思考の高さ」、「時系列」なんて考えたこともありませんでした。確かにここまで考えたら、物事について「考えた」と言えるでしょう。

 

大元のストーリーを作れるようになることが大切

頼まれてエクセルを作成し業務改善をしていた著者にN氏は言います。

ワードのストーリーがあるからこそ、パワーポイントを作ることができる。そのパワーポイントの一部のデータ作成のためにエクセルがある。

さらに理由として

できるだけ若いうちに『ストーリーを作り、それをもって人に動いてもらう思考に変わっていくこと』が社会人とし成長する近道だ

と教えます。

 

確かにエクセルで集計して出てくるデータは重要ですがストーリーを説明する時の材料です。パワーポイントもストーリーを聞く人が分かりやすいように用意される資料です。

エクセル、パワーポイントを作るのに満足するのではなく、大元のストーリーを作れる人間、そしてそのストーリーを元に人を動かせる人間になることが重要ということです。

 

最後に

この本を読むまでは、自分の中で「考える」ということが自分の中で漠然としていました。それまではどうやって考えるか?から考えていたのでかなり時間をロスしていたと思います。

 

「考えることは要素分解すること」

ということを知り、考える時は迷わず、まずはこの本に書かれているやり方で要素分解してみようと考えるようになったのは自分の中で大きいです。

 

自分も20代の頃にN氏のようなメンターに出会っていたら会社員人生違っていたかもしれません。仕事に慣れてきて、色々仕事を任されたり、後輩が出来た方にオススメの本です。

 

 

『自分の小さな「箱」から脱出する方法』は人間関係に悩む方の処方箋

この本との出会ったのは12年前でした。
その頃は営業になったばかり。慣れない仕事でが忙しかった時でした。なかなか家族との時間が取れず、子供がまだ幼く子供の世話で忙しい妻と喧嘩が絶えませんでした。

 

会社でのミーティングで「妻との喧嘩が絶えなくて。。」会社の人に話したらこの本を勧められました。すがる思いでこの本を読んでみたら本当に妻とのケンカが減りました。


この本を読むまでは、ケンカしてしまうのは人の所為だと思っていました。しかし実は自分のせいだと気がつくきっかけとなった本です。内容も会話形式でストーリーになっているので、順番に読んでいけば内容が頭に入ってくるので取っつきやすいです。


箱に入るとは?

本書では箱に入っていることを自己欺瞞と言っています。
自己欺瞞の意味を調べてみると

自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。自欺 (じき) 。

とあります。

 
自分で自分の心をあざむくこと。
どういうことかというと、本に書かれている例では、夫婦で寝ている時に子供が泣いているのに気が付きます。「子供が泣いてるから対応をしなくては」と思ったけどそのまま無視してしまいます。

 

その後の考えの変化が横で寝ている奥さんのことを「寝たふりをしているんじゃないか?」「子供が泣いているのに無視して、酷いヤツだと」考えるようになります。
 
「しなくては」と思ったけど理由をつけて辞めることは沢山あると思います。
しかし、自分の本当の気持ちに逆らった時にそれを正当化するために相手を悪く思うようになります。
 
そして怖いのはその状態が一時的ではなく、習慣となってしまいずっと続いてしまうことです。

 


箱に入っている状態でなんとかしようとしても無駄


いがみ合う関係に嫌気がさして関係を修復するために優しく言葉をかけたが受け入れてもらえなかった経験はないでしょうか?自分はあります。箱に入ったままだと無理と書かれています。

 

一番の理由は

 

人間は、相手が自分のことをどう感じているか察知して、それに対して反応する


箱に入った状態では自分を正当化するために人を対等と考えていません。その気持ちを相手は敏感に察します。心ない言葉を言われても嬉しくありません。逆効果です。

 

もう一つの理由は


箱に入っていると相手も箱に入れてしまう。箱は感染します。


箱に入ったままだと相手も箱に入れてしまいます。そうなるとお互いに見る目が歪んでしまい、自身を正当化するために相手を貶めることになります。それが延々と続きます。

 

関係を改善したいと思ったらまず箱から出ないといけません。


箱から出る方法とは?

箱から出る方法とも書かれています。

 

自分の考えは間違っているのでは?と疑うこと相手をモノではなく人として思うこと


なんだ簡単なことだと思いますが難しいです。箱に入り現実を歪んで見る状態が続くと、それが当たり前になってしまいます。
当たり前の状態を間違いだと思えることが難しいです。実際自分はこの本を読むまで妻や子供に対する考えが間違っているとは思いませんでした。

 


最後に


この本に出会えて妻とのケンカが減りました。今でもたまにケンカしますが、まあまあ仲良く過ごせていると思います。ただ「箱」は気がつけばすぐに出ることができますが、反対に油断すると「箱」にすぐ入ってしまいます。今でも意識して「箱」に入らないよう気をつけています。


人間関係がうまくいかないときにおすすめの本です。人間関係に悩みだす中学生くらいに出会いたかった本です。

 

 

『億を稼ぐ積み上げ力』やるべきことを積み上げて成長するためにはどうすれば良いか

ブログ、twitterYoutubeとマルチに活躍されているマナブさんの本です。
マナブさんのブログ「manablog」を拝見したことがあります。

タイトルに「積み上げ力」とあるように、積み上げる方法=継続のしかた、何を積み上げれば良いのか、環境の作り方について書かれています。
またマナブさんが成果を出せずにいた時から成果を出すにいたるまでが書かれています。なぜ成果が出なかったか語られているところは自分も「あるある」と思うことがたくさんあります。
本を開いてすぐに、

楽して稼ぎたい人は、この本をよまないでください。

と書いてあります。
この本は無責任に「自分の言った通りにすればかならず成功します!」と言った本とは違います。簡単に成果はあがらないこと、成功には時間がかかること、失敗することもある。ということがしっかり語られています。

いわゆる考え方、マインドが書かれた本なので具体的なノウハウについては書かれていません。。すぐに稼ぎたい、成果を上げたいという方にはおすすめできません。これから何か行動しようと思っている人、行動してるのに結果が出ていない人にオススメの本です。

 

この本について

『億を稼ぐ積み上げ力』
著者:マナブ
発行:株式会社KADOKAWA
初版:2020年9月25日

【本の構成】

第1章 圧倒的に継続するための極意
第2章 成長を一気にブーストする秘訣
第3章 成功までの最短ルート
第4章 生き残るためのマインドセット
第5章 稼げる人の頭の中
第6章 時代の波に先乗りする

印象に残った文

・継続のコツはいたってシンプル
 ・朝起きたら、最初にやる
 ・終わるまで、他の事をしない

・日本には雇用保険生活保護といった様々なセーフティネットがあるため、成果が出なくて死ぬことはありません。

・多くの人は「挫折=失敗」と考えます。しかし最大の失敗は「何もせずに過ごすこと」です。

・なぜか副業やスキルアップになると「1ヶ月も頑張ったのに成果が出ない」「自分はダメだ」と考える人が多くて驚きます。成果が出るには、時間がかかるものです。

・日本人だってそれぞれです。目の前にいる友人を「この人は外国人なんだ」と思って、文化の違い、考え方や価値観の違いがあるものと接したほうがずっと楽な関係を維持できます。

 

失敗は何もせず過ごすこと

まずは小さいことからでも行動することの大切さが書かれています。

・多くの人は「挫折=失敗」と考えます。しかし最大の失敗は「何もせずに過ごすこと」です。

自分も行動したつもりになっていた時があります。本が好きで小説ばかり読んでいました。実は行動して失敗するのが怖かったからです。物語を読むことで自分が何かをしているように思いたかったのです。働くようになって自由になるお金が増えたので興味のあることについて挑戦しましたが長続きしませんでした。
思い返してみると当時の自分は、「失敗が怖くて行動できていなかった」、「自分に積み上がる行動をしていなかった」という二つの失敗をしていました。
まずは行動すること、それも自分に積み上がることをやることが重要です。

やるべきことを朝起きてすぐにやる

マナブさんは1000日、毎日ブログを更新して成功のきっかけをつかんだとのことです。

また継続のコツは次のこと。

 ・朝起きたら、最初にやる

 ・終わるまで、他の事をしない

前から自分の1日を記録しているのですが、自分の自由になる時間は朝しかありません。それ以外は家族との予定が急に入ったり、仕事が予定通り終わるかわかりませんす。朝だけが自分に自由となる時間です。
ただ朝起きてやること終わるまでやりきることが難しいです。自分の場合、早起きしても出社時間になったら作業を切り上げる必要があります。朝の時間で終わるように工夫をする必要があります。
まずは朝の時間を作り自分の一番やるべきことをする。あとで終わらせる努力をしようと思います。

 

最後に

マナブさんのブログを拝見して感じたのは、自分よりも若いのにしっかりとした考えを持っていると感じます。ネットを見てていると若くてもすごい実績をあげている方がいくらでもいます。会社では若い人に教えたりしますが一歩会社から出るともう年齢とか関係ないです。
若い人からもどんどん学ぶ姿勢を大切にしたいと思います。

『すいません、ほぼ日の経営』会社の経営にこうであるというカタチは無い

自分は「ほぼ日」のファンです。毎年ほぼ日手帳とカレンダーを楽しみに購入しています。また「ほぼ日刊イトイ新聞」で公開されるコンテンツを読んでいます。
おもしろいコンテンツや商品を生み出す「ほぼ日」が実際どういう会社なのか、どういう方法で運営されているのか興味がありました。

この本はよくある経営について書かれた本とは違います。聞き手の川島蓉子さんが社長である糸井重里さんにインタビューをして語られた言葉が一冊の本になっています。

ほぼ日刊イトイ新聞』のコンテンツ上でたびたび糸井さんが会社に対する考えや思いが語られていました。それが改めて一冊の本にまとまっています。
読んでみるとよくある経営本としてまとめられて整理されている文章ではありません。インタビューのため、大きなテーマの中で質問に答えるために、いろいろな例え話、エピソードで説明されています。逆にそれが語るコトバが嘘ではなく「本当の事を話している」と感じます。


本の簡単な紹介

題名『すいません、ほぼ日の経営。』
聞き手 川島蓉子
語り手 糸井重里
発行 日経BP
初版 2018年10月22日

構成は全5章になっています。

・第一章 ほぼ日と事業
・第二章 ほぼ日と人
・第三章 ほぼ日と組織
・第四章 ほぼ日と上場
・第五章 ほぼ日と社長

印象に残った箇所

 ・「心」が宿っていると感じるのは、人の「心」がそこで動いているつまりアイデアになっているからです。

・「こうだったらいいのになぁ」ではダメで、じぶんたちのやり方でやってみること。つまり行動しなければならないんです。

・ここにいる限り、いいアイデアが採用されて、いいアイデアを出さないとダメじゃないかと言われるような会社をつくりたかっただけなんです。

・どうしたら「顧客の創造」ができるのかを考えて、「人々がよろこんでくれるものを新しく生み出す」というふうに言い換えられると思いました。

・いま、ぼくの思う社長の役割は、社長がいなくても大丈夫なようにするにはどうするか考えることです。


ほぼ日=アイデア集団

ほぼ日刊イトイ新聞』をみているとすごくアットホームで和気あいあいとした会社だと思っていました。しかし顧客の創造のために常にアイデアを出し、実現していく「アイデア集団」だということがわかりました。

また糸井さんのアイデアをふくらませて実現していく会社だと思っていましたが違っていました。

ひとりひとりがアイデアを出し、仲間と一緒に大きくして実現していく。それをひとりひとりが責任をもって常に回している会社という印象をうけました。


働いていると、「人の考えに乗っかるだけ」、「自分は考えを出さない」などたくさん出会います。もっとひとりひとりが考えを出していればもっと良くなるのにと思うことが沢山あります。

ただ会社によっては考えを出しても否定されることもあります。自分も「勝手なことをするな」と言われたこと何回かあります。そうなると発言をするのがバカらしくなります。自分の考えが否定されないという環境がとても大切です。ほぼ日ではそれがつくられていると感じました。

「心」をわすれない会社

手帳の箇所で書かれていましたが、商品にやどる「心」を大切にしています。「心」=「アイデア」。アイデアがある商品はお客に伝わるとの考えです。

自分もほぼ日手帳とホワイトボードカレンダーを毎年買っています。ホワイトボードカレンダーは販売された時にすごいアイデアだと思いました。年々改良される機能や、絵柄など、アイデアとしては完成された商品です。普通ならば「毎年同じでいいや」と思ってもおかしくありません。そういう姿勢から商品に対する丁寧さが伝わってきます。
会社で働いていると「心」は無視されることが多いです。みんな大切とわかっているけど「心」を無視し、歯車であれと言われ働いていることが多いです。
しかしそのような状態だと、力が発揮できず長続きもしないです。
心を大切と捉えてそれを仕事中も片隅に置いておけるほぼ日のよう会社は素晴らしいと思いました。また取り入れていかなくてはいけないと感じています。

終わりに

本を読み終わった時、一般の会社と組織体制や運営の考え方が違うことが多く「このような考えてやっていけるの?」と正直思いました。ただ実際「ほぼ日」という会社が存在するので可能ということです。その事実にとても混乱しました。
しかしそれは自分が約20年働いている中で刷り込まれた会社に対する印象とあまりに違っているから拒絶反応をおこしたのです。

働いていうちに自分のなかで「会社はこうであるべきだ」というイメージを作り上げてました。
『すいません、ほぼ日の経営』を読んで「会社はもっと自由で良いのでは?」と考えるようになりました。

『人を動かす』で自分が動かされた

自分がはじめて読んだビジネス書

この本に出会ったのは偶然でした。
今から十数年、当時会社では幹部向けに社長の読書会が開かれていました。その時に使われた本だったのを当時の上司が興味がないため貸してくれました。それまではビジネス書や自己啓発書というものを知らなかった自分はその内容に驚きました。

当時は現場で働いていたところから営業に変わったばかりでした。
今までは「仕事を受ける立場」だったのが「仕事を依頼する立場」に変わりました。
やりとりに慣れないせいでうまく依頼が回せないこと、依頼の時に納得がいかず強く言ったりして、気まずい雰囲気になることがしばしばありました。
この本に書かれていることを実践することで仕事が徐々にうまくまわせるようになりました。 

 

本の簡単な紹介

題名:人を動かす
原題:How to Win Friends and Influence People (友をつくり人を動かす法)
著者:デール・ブレッケンリッジ・カーネギー (Dale Breckenridge Carnegie出版:1936年

『道は開ける』と供に、デール・カーネギーの代表的な著書。自己啓発書の元祖と称されることも多い。著者の経験に基づく多くの例を挙げている。日本国内で430万部、世界で1500万部以上を売り上げている。発売から80年以上売れ続けている超ロングセラーである。

Wikipediaより

構成については

  • PART1 人を動かす三原則
  • PART2 人に好かれる六原則
  • PART3 人を説得する十二原則
  • PART4 人を変える九原則
  • 付録 幸福な家庭をつくる七原則

という構成になっています。

 

印象に残ったことば

・人間の持つ性情のうちで最も強いものは他人に認められることを渇望する気持ちである
・議論に勝つ最善の方法は、この世にただ一つしかないという結論に達した。その方法とはーー議論を避けることだった。
・人から押し付けられた意見よりも、自分で思いついた意見のほうを我々ははるかに大切びするものである。
・相手の考え、行動にはそれぞれ相当の理由があるはずだ。その理由を探し出さねばならない
・相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない


ビジネス書初心者でも構成がわかりやすい

初めて読むビジネス書でしたがとても読みやすくスラスラ読むことが出来ました。
理由は構成がとてもわかりやすいからです。まず章のタイトルがそのまま著者の言いたいことになっています。そしてタイトル後の最初と最後にタイトルの理由の説明、その間に具体的な体験談という順番になっています。
章のタイトルと最初と最後を読めば章の言いたいことがすぐに分かります。
今はいろいろビジネス書を読むのですが、『人を動かす』ほど分かりやすい構成の本はまだ出会ったことがありません。大体の本は著者の言いたいことを探さなければいけません。分かりやすい構成なので頭にも入りやく、すぐに試すことができました。

 

豊富な体験談が他人事を自分ごとに

これでもかというほど豊富な体験談が載っています。
著者自身の体験談、著者のセミナーに参加した人、歴史上の偉人など様々な人の体験談があります。
たくさんの体験談を読んでいると自分も同じような経験をしていることに気がつきます。そうすると本に書かれている体験談が他人事ではなく自分事になってきます。
自分と同じような考え方で失敗した人がどう解決したかを知ることで、自分も同じように解決できるのではないかと思い興味が湧いてきます。
自分の経験にあてはまらない場合ありますが、経験としてとても参考になります。


相手の意見に敬意を払って誤りを指摘しない

本に書かれていることで実践したことはいくつかあります。
本に書かれている37原則から自分でもすぐにできそうなことをやり始めました。
一番実践したのは「相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない」です。
『人を動かす』を読む前は人に対して間違った行動ばかりしてきました。
人に対して高圧的な態度をとったり、議論をしてやりこめたり、上から目線で命令したりと本に書かれてる失敗者と同じような態度で人と接していました。
しかも間違っていると気がつかず自分は正しいと思ってやっていました。

 

最後に

『人を動かす』に出会ったのは偶然でした。1936年に発行されたということで約70年たったあとの自分も助けられたので名著というのにふさわしい本です。
この本で自分が変わってから仕事で忙しい日々でしたが、結果的にたくさんの人に助けてもらうことができました。本当に出会えてよかったです。
30歳手前で自分はこの本に出会いました。もっとはやく、例えば学生時代に出会っていたら、もうすこし豊かな学生時代になっていたかもしれません。
社会人だけでなく学生の方にもオススメの本です。

『金持ち父さん貧乏父さん』で貧乏思考について学ぶ

読もうとしたきっかけ

我が家はこどもが3人います。こどもの養育費にすごくお金がかかることがいろいろなところから情報として聞こえてきます。また終身雇用が崩れてしまい、老後のお金が不足することも心配です。そのようなお金の心配を少しでも減らすために読みました。

 

この本について簡単な紹介

本書は1997年に刊行されました。著者のロバート・キヨサキは1947年生まれのアメリカ投資実業家。日本国内で累シリーズ計300万部、全世界で2800万部売られており、全世界51カ国で売られている世界的ベストセラーです。

立派な仕事についているがお金に困っている実の父(貧乏父さん)と、ビジネスを起こしお金の稼ぎ方を知っている友人の父(金持ち父さん)。二人の父親の考え方を元にお金持ちと貧乏人とを分けるお金に対する考え方が書かれています。

 

資産と負債の定義に驚いた

資産と負債についてこう書かれています。

資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金を取っていく

この考えにもとに多くの人が資産であると考えている「持ち家」を負債と言い切ります。持ち家を持つことで多額のローンを背負い毎月ローンを支払う状態はまさに「私のポケットからお金をとられる状態=負債というわけです。
自分もこの本を読むまで持ち家は資産だと思っていました。自分も住宅ローンを毎月支払っていますが、財布からお金が出て行くという点で負債です。

逆にポケットにお金を入れてくれるもの=資産として、ビジネス、株、不動産となっています。お金持ちは資産を増やし、資産から得たお金でまた資産を買いいっそうお金持ちになっていくとのことです。

 

お金のために働かない、お金を働かせる

お金持ちはお金のために働かずお金を働かせると書いてあります。たいていの人は(自分も含めてですが)働いて給料をもらうために生活をしています。それは間違っていると書かれています。仕事は自分が学ぶためにすることだということです。例えばお金の知識を得るために会計自事務所に就職したり、セールスを学ぶために営業職になるなど自分の目的のために仕事をするとのことでした。
仕事をしてスキルアップするということだと思います。キャリアアップと違うのはこの本ではたくさん稼ぐのではなくビジネスを立ち上げることを教えているので、起業のためのスキル集めという意味だと思います。

 

さいごに

この本を読んで内容に驚きました。まさしく「貧乏父さん」のようになっています。その理由が本書にも書かれています。

世の中には、忙しい人間が一番怠けているということがよくある。お金を稼ぐためにせっせと働いていたビジネスマンが仕事以外のことを怠けたために道をあやまった・・・

自分はとても忙しい時期があり、給料はよかったのですがずっと仕事をしていました。働くのに精一杯で家庭のことお金のことおろそかになっていました。もしかすると忙しくてもしっかり生活とお金を整えていれば、貧乏とうさんよりではなく金持ち父さんへのきっかけくらいは掴んでいたかもしれません。

この本を読んだことで、自分が貧乏父さんのような考え方になっていると感じました。

貧乏父さんのようにならないようにお金について学び、実践していきたいと思います。

はじめまして。デラめがねと申します。

初めまして。デラめがねと申します。
「3畳図書スペース」に来訪いただき、ありがとうございます。


このサイトは『独学大全』に載っていた「刻読」という手法を用いて読んだ本について書いています。
本以外でも気になったことなど記事にしていきます。


デラめがねのプロフィール
年齢:40代
住んでいるところ:関東圏
家族構成:5人(妻と子供3人)
趣味:読書、写真撮影(子供が生まれた時にデジタル一眼レフ購入)、ゲーム(主にコンシュマーゲーム家族全員ゲーム好き)など
 
簡単な経歴

岐阜県で誕生
・高校を卒業して上京。ゲームクリエーターを目指し専門学校に入るが挫折。アルバイトに勤しむ
・1社目:印刷会社にDTPオペレーターとして就職
・2社目:出力オペレーターとしてオンデマンド印刷機を動かしてチラシやハガキなどの印刷加工を担当
・社内で営業職へ転身。印刷営業として活動。人と沢山出会うことで自分の仕事の出来なさに気がつき2度目の挫折。この頃ビジネス書に出会う
・3社目:(現在)DTPオペレーターとして就職。Adobe InDesignを使用し印刷のデータ制作に携わる


よろしくお願い致します。