3畳図書スペース

3畳の部屋で読んだ本についてコツコツと書いていきます

一度挫折した『0秒思考』をもう一度はじめました

最初に0秒思考をやろうと思ったきっかけ

『0秒思考』が発売されたのが2013年になります。その時自分は営業として会社のサービスを売る仕事をしていました。

 

仕事をしていると、色々な人に会って話をするのですがどうしてもすぐに返事ができなかったりする事が多くありました。また仕事を進めていく上で判断しなくてはいけないことが沢山ありましたが、決定を遅らせて思ったような結果を得られないこともありました。

 

そんな時に出会ったのが赤羽雄二さんの『0秒思考』でした。

 


本にこう書かれています。

ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。迷っている時間はゼロ、思い悩んでいる時間はゼロとなる。

 

「自分もこうした状態になれば、仕事の悩みを解決できるのでは?」と思い、本を買って読んでみて実際にやってみることにしました。

 

方法は、A4サイズの紙を横にして、1分間でタイトルと日付けと箇条書きの本文を4行〜6行書くというシンプルなものです。

 

継続する事が出来ず挫折

実際にやってみて最初のうちは頑張って続けてたのですが、段々とやらなくなってしまいました。

原因を思い出してみると次のような要因がありました。

  • 常に紙を持ち歩くことができず、0秒思考をやろうと思った時にできない
  • 忙しくなると今やらなければならないことを優先してしまい結局やらずに終わってしまう
  • 思考なので急に何かができる訳ではないため効果が実感しづらい

 

0秒思考をまたやってみようと思った理由

もう一度0秒思考をやってみようと思ったのはiPad Air4を購入したことがきっかけです。

iPadApple Pencilの組み合わせを使ってみたところ、予想以上に書くことが捗ることがわかりました。また、紙を用意しなくても良いことから改めて0秒思考をできるではないかと考えました。

 

もう一度やってみようと思った時に出会ったのが、Lyustyleさんのブログ「知的生活ネットワーク」でした。

 

ブログの中に「ゼロ秒思考メモ書きで得られる効果まとめ」という記事があり0秒思考を継続すると得られる効果について時系列で書いてくださっています。 ゼロ秒思考メモ書きで得られる効果まとめ | 知的生活ネットワーク

そして1年半続けたところにこう書かれていました。

何か,とっさに考えないといけない時,頭の中でメモ書きを行いながら考えるようになりました。自分がメモ書きをしているイメージが頭に浮かび,頭の中の白紙に文字が並んでいくのです。

 

「このような状態になれるのか!自分もこういう状態になりたい!」と思いまたやってみることにしました。

 

まとめ

7月2日から0秒思考をもう一度やりはじめて約3ヶ月経ちました。3ヶ月のうち2日だけ書けない日があったので、ほぼ毎日続けることができています。

 

続けてみて得られた効果は、

  • 何か決める時に判断か早くなった
  • また日中にふと思い出したことに時間を取られることがあってのですが、そういうことはほとんど無くなった

 

まだまだペンが止まってしまったり、メモがただ一言になってしまう時があり、まだまだだと感じます。

これからの課題は思考の精度のアップともっと色々なことをテーマにメモ書きをすることです。

 

これからも継続していきたいと思います。

Apple pencilの充電で問題発生!iPadケースを変更しました

iPad Air4の本体ケースを変えました

今まで使っていたのはiPad購入と同時に買った「TiMOVO iPad Air 第4世代 カバー TPU」でした。

iPad air4 ケース 2020 10.9インチ TiMOVO iPad Air 第4世代 カバー TPU オートスリープ機能 第二世代 Pencil ワイヤレス充電対応 全面保護 PUレーザー 三つ折り スタンド マグネット 耐衝撃 軽量手帳型 グリーン

 

画像は色な違い。自分はブルーを使用しています。


TPUは「熱可塑性ポリウレタン」と言われて柔らかいのが特徴です。

iPadを落とすのが心配で柔らかい素材で全面保護できるのが良いと思い選びました。

 

実際使用してみて、ケースのつけ心地もよく、閉じた時のオートスリープもしっかりしてくれる、Apple Pencilも問題なく本体に固定できるので特に満足して使用していました。

 

TPUとシリコンカバーの組み合わせで充電されない

しかしApple Pencilにシリコンカバーをつけて状況が変わりました。Apple Pencil2を長時間使っているとペンが硬いのとカタチのためか指が痛くなるようになってしまいました。

そのためApple Pencilにシリコンカバーを付けることにしました。シリコンカバーを付けてみると指が痛くならなくなりました。

ボタンも問題なく使用でき、iPad本体にも固定できるので満足していました。

しかし、しばらく使っていて気が付いたのですが、Apple PencilをiPad本体に付けて固定していると自動的に充電されるはずがされなくなりました。

色々と試してみるとiPadケースのTPUとApple Pencilのシリコンカバーが2枚あるとマグネットで本体には付ける事ができるのですが充電されないことが分かりました。

完全に盲点でした。そしてどちら一方を外せば充電されることも分かりました。

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↑ケースを少し外してApple Pencilの充電をしているところ

 

Apple Pencilのシリコンカバーはぴったりとフィットしているため、外すのは大変です。そのためiPad本体のカバーを少し外して充電するようにしていました。

 

しかし集中してApple Pencilを使用していた時に、急に充電が切れてしまいそれ以上書けなくなってしまうことが何回か起こりました。

勢いに乗って書いている時に充電切れで書けなくなってしまうのはすごく辛いため、iPadケースを変更することにしました。

 

ペンホルダーがあるiPadケースへと変更

新たに選んだのが「ESR iPad Air 4 ケース 2020 iPad 10.9インチ iPad Pro 11 2018 磁気吸着」 です。

ESR iPad Air 4 ケース 2020&2021 iPad 10.9インチ iPad Pro 11 2018 磁気吸着 第二世代 Pencilのペアリングとワイヤレス充電に対応 オートスリープ ウェイク スリム 軽量 シルク手触り 三つ折りスタンド ブラック

 

沢山あるケースの中でこのカバーを選んだのはApple Pencilを本体につけた時のカバーがあるということでした。

 

なにかの拍子にマグネットから外れてしまうことが何回かあったのでペンを保護してくれる作りのケースを選びました。

 

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↑ケースを付けてみた感じです

 

全面保護では無いので落としたときなど少し不安ですが、自分の場合はあまりiPadを持ち歩かないため大丈夫と判断しました。

それよりも途中でApple Pencilの充電が切れて文字が書けなくなったり、ケースを少し外す手間を省き、ストレスなく書くことを優先するためiPadケースを変更することにしました。

 

 

お気に入りにスポット「大手町の森」都心に本物の樹の空間

地下鉄大手町駅を出て大手町タワーに入り1階のエスカレーターを登って外に出ると「大手町の森」という場所があります。
都心のビル街に囲まれた中に自然があります。

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木と一緒に石垣も見えます。

 

大手町駅を通ることが多いので


大手町の森が何故お気に入りかというと、自然の木や土の匂いがするところです。
それもそのはず、一度千葉県君津市で育てた木を大手町に移植したからです。
別の場所で同じ環境を作り、育成状態や管理方法を検証する「プレフォレスト」という手法をとのこと。

 

その時木だけでなく植物や土壌も移植したということで、まさに自然を切り取って持ってきた空間ということになります。

大手町タワー自体が、みずほ銀行大手町本部ビルと大手町フィナンシャルセンター跡地の再開発事業で建てられたビルで
「都市を再生しながら自然を再生する」というコンセンプトから都心に森を作ろうという考えからできた森だそうです。

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夜はライトアップがされており、夜でも木々が見えるようになっています。

特に雨が降った時がおすすめで雨に濡れた木と土の匂いがとても良いです。
自分は岐阜の山育ちですが、都会で実際の樹々の雰囲気が感じられる場所はとても貴重だと感じます。

 

「大手町の森」とくに用事がなくても立ち寄ってしまうお気に入りスポットです。

【刻読7冊目】『豊田章男が愛したテストドライバー』世界のトヨタに影響を与えた人物

トヨタ自動車社長、豊田章男氏の師匠「成瀬弘氏」という人物とその教え

 


1963年にトヨタ自動車に入社しメカニックを経てテストドライバーとしてクルマの開発現場に立ち続けた「成瀬弘氏」。トヨタ創業社の孫「豊田章男氏」の運転技術の師匠。成瀬弘氏がどんな人でどんな考えを持っていたのかを多く資料を元に丁寧に書かれています。また豊田章男氏のとの出会い、運転訓練、レース活動。豊田氏の成瀬氏に対する思いなど、二人の師弟関係が書かれた一冊です。

本を読んだきっかけ

トヨタ自動車社長の豊田章男氏の役員報酬が世界の自動車メーカー社長より安いという記事をネットで読んで豊田章男氏の名前が頭に残っていました。その時に本屋で見かけて購入しました。

 

本の紹介

タイトル:豊田章男が愛したテストドライバー
著者:稲泉連
出版:株式会社小学館
初版:2021年4月11日
※単行本が2016年3月発売その文庫版

 

【本の構成】

・第一章 運転の氏
・第二章 幻の第七技術部
・第三章 聖地ニュルブルグリンクへ
・第四章 社長育成
・第五章 幸福な時間
・第六章 弔辞

 

テストドライバーという仕事について

テストドライバーとはアクセル、ブレーキ、ハンドリングといった様々な評価基準をもとに、走行テストを繰り返してクルマの開発に反映させる技術者のことである。近年の自動車開発ではあらゆる性能がコンピュータによって数値化されるが、「乗り心地」や「走りの気持ち良さ」には人にしか表現できない聖域がある。

テストドライバーの仕事は新型車などを実際に運転して走行テストを行い、開発にフィードバックする仕事です。「乗り心地」や「気持ちよさ」などの人間の感覚的な部分は実際にヒトが乗って確かめるしかないため、自動車開発にはなくてはならない役割です。

トヨタのテストドライバーは資格制度になっていて、成瀬弘氏は「トップガン」と呼ばれる資格制度の頂点、最終試験を担当するテストドライバーでした。

自分はテストドライバーの職業をあまり理解していませんでした。レースを観るのが好きなので漠然と「レースで使用する車を運転してテスト」をする職業と思っていました。この本を読んで初めて自動車メーカー内で車の開発に携わるテストドライバーがいることを初めて知りました。(考えてみれば当たり前ですが。。)
また自動車の開発が機械化されていく中で人間の感性の部分を開発に反映していく重要な役割であるということを知りました。

 

自動車メーカーが目指すべき「クルマつくり」とは

成瀬氏は自動車メーカーが目指すべきクルマ作りをこう語っています。

クルマというのは、本当は乗ったら楽しいんだ、気持ちいいんだよ。機械は一年ごとに進化するし、変化もする。でも、乗る側の人間はぜんぜん進化しないだろう?その人間の感性に合ったクルマを本当はつくらないといけないんだ。


自分もたまにクルマを運転します。しかし乗ったら楽しいとか気持ちいいなど考えたことがありませんでした。例えばクルマを購入するとしたら、値段、乗れる人数、エコ、低燃費、自動運転などいわゆる「機能」というところに目が行きがちです。
しかし「乗ったら楽しい」「気持ちよく走れる」という感覚的なことは多くの人が分からないからこそ実は重要です。例えば家などは少し傾いているだけで体調を崩してしまうと言われています。クルマも同じようにどんなに機能が優れていても「乗りづらい」、「疲れてしまう」というクルマは良いクルマと言えません。

 

成瀬氏の師匠としての教え

成瀬氏は豊田氏に運転技術を教え、一緒にレース活動に取り組みました。
豊田氏に運転を教えた理由をこう言っています。

「ただ売って儲かればいいというのではなく、自分で乗ってその気持ち良さが分かる評価ドライバーになってほしかったんですよ」 

自動車メーカーが目指すべき気持ちの良いクルマを自分でわかるようになるために必要なことでした。
こちらもかかれていタコとですが、欧州の自動車メーカーの役員クラスは高い運転技術を持ちクルマを評価することが当たり前とのことです。豊田章男氏がレースで走るというのに驚きましたが、世界の自動車メーカーには当たり前に役員が運転をして評価をするのが当たり前の企業があるというのに驚きました。

開発現場というのは前線の社員が開発をして、重役は報告を聞き決済するだけという印象でした。しかし違う企業もあるのだということを知りました。

また成瀬氏は豊田氏とともにニュルブルクリンクで行われる24時間レース参加することになります。

「レースは何度もやってくる逆境を、チームが一丸となって乗り越えていくことの繰り返しだ」 

逆境は人を育てると言いますが、次々と起こる問題に対し、限られた時間の中でその場で解決策を考え実行していくのは、ヒトを鍛える最適な環境なのだと思います。
そしてニュルブルクリンク

ニュルブルクリンクで車を鍛えたらどんなところでも走れる」

と言われるくらいクルマを鍛えるのに的した場所です。ニュルブルクリンクで開催される24時間レースに参加することはヒトとクルマを鍛えるのに最適な舞台ということが分かります。

 その環境を豊田氏に体感させることがゆくゆくはトヨタ自動車の未来につながると考えたのだと思います。

最後に

世界のトヨタ自動車の創業者の孫が1人のテストドライバーに師事することによってクルマ作りの本質、クルマを鍛える、人を鍛えるということを学ぶという物語のような話です。そしてそれが実話ということにすごく驚きました。
豊田氏が社長になる前のトヨタ自動車は販売台数主義に陥り、また機械技術の発達によって人の感性に沿ってクルマを作るということを忘れていたようです。長年トヨタ自動車に勤め開発に携わったきた成瀬氏だからこそのトヨタ自動車に対する思いが豊田氏に受け継がれたのだと感じます。

この本を読むまでは20代で師匠と呼べる人に出会い、教えを受けることが大成するのには重要だと感じていました。しかし豊田氏が成瀬氏に出会ったのが40歳ごろ。
「いつ師匠に出会うかは分からない」ということを学びました。
いつ師匠に出会っても良いように

【刻読6冊目】『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法』は考えることについて分かりやすく書かれた良書

GAFAの部長になった著者が恩師から学んだキャリアの基礎となった仕事の考え方

 


40歳でGAFAGoogleAppleフェイスブック、アマゾン)のシニアマネージャーになった著者。その原動力となった仕事の考え方は20代の頃、会社の上司であるN氏から教わったものです。N氏から教わった仕事に対する考え方が、会話を含めた文章で分かりやすく書かれています。タイトルに思考法とあるように、「考えること」についてページが多く割かれています。また「考えること」以外にも、仕事に役立つ教えが書かれている本です。

 

本を読んだきっかけ

きっかけはネットで話題の本として紹介されている記事を読んだ時に、「人に仕事を頼む時は背景を全て話す」という言葉に共感を覚えたためです。

自分も今まで背景を知らないために、仕事で痛い目にあった経験が何度もあります。

背景を話すことの大切さを教えてくれるようなメンターの教えを学びたいと思い購入しました。

 

本の紹介

タイトル:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法

著者:寺澤伸洋

出版:KADOKAWA

初版:2020年11月13日

 

美味しいカレーの作り方は?と聞かれたら何と答えるのか?

N氏から「美味しいカレーの作り方は?」と聞かれて、著者は材料を煮込んで、カレールーを入れて煮込むと答えます。

視野が狭い。もっと『全体像』を見ないと

とN氏に言われてしまいます。

 

N氏は著者に「提供する対象、包丁や鍋など準備に必要なもの、盛り付けなどの提供方法、提供場所」も考えるように伝えます。

 

自分も、もしカレーの作り方を聞かれたら材料と調理法を答えてしまいます。

視野が狭いと言われる時はやはり自分の立場、目線でしか考えていないことが多いです。全体像を見ると単純に思えたカレーの作り方でも沢山考えることがあることが分かります。

 

考えることについて聞かれたら何と答えるのか?

「考える」とは高い視点から全体像を見て、関連する項目に要素分解していくこと

どうすれば考えたことになるのか?分からなくなった著者にN氏が伝えた言葉です。

 

考えることについてここまではっきりと答えられる人はなかなかいないです。

上司によく「考えろと」言われて、「どうやって考えたら良いですか?」と聞いたら、「自分で考えろ」と怒られます。それは上司の中にも明確な答えがないからです。

 

また具体的に要素分解していくために、具体的に以下の4つの考え方が説明されます。

 

  1. 水平思考=全体像を考える
  2. 垂直思考=深掘りして考える
  3. 思考の高さ=自分以外の立場で考える
  4. 時系列を考える=現在だけでなく過去、未来も考える

 

自分も考えると言われてすぐに思いつくのは、5W1Hでしょうか?そもそも考えることは、「要素分解」と考えたこともなかったですし、まして「思考の高さ」、「時系列」なんて考えたこともありませんでした。確かにここまで考えたら、物事について「考えた」と言えるでしょう。

 

大元のストーリーを作れるようになることが大切

頼まれてエクセルを作成し業務改善をしていた著者にN氏は言います。

ワードのストーリーがあるからこそ、パワーポイントを作ることができる。そのパワーポイントの一部のデータ作成のためにエクセルがある。

さらに理由として

できるだけ若いうちに『ストーリーを作り、それをもって人に動いてもらう思考に変わっていくこと』が社会人とし成長する近道だ

と教えます。

 

確かにエクセルで集計して出てくるデータは重要ですがストーリーを説明する時の材料です。パワーポイントもストーリーを聞く人が分かりやすいように用意される資料です。

エクセル、パワーポイントを作るのに満足するのではなく、大元のストーリーを作れる人間、そしてそのストーリーを元に人を動かせる人間になることが重要ということです。

 

最後に

この本を読むまでは、自分の中で「考える」ということが自分の中で漠然としていました。それまではどうやって考えるか?から考えていたのでかなり時間をロスしていたと思います。

 

「考えることは要素分解すること」

ということを知り、考える時は迷わず、まずはこの本に書かれているやり方で要素分解してみようと考えるようになったのは自分の中で大きいです。

 

自分も20代の頃にN氏のようなメンターに出会っていたら会社員人生違っていたかもしれません。仕事に慣れてきて、色々仕事を任されたり、後輩が出来た方にオススメの本です。

 

 

【刻読5冊目】『自分の小さな「箱」から脱出する方法』は人間関係に悩む方の処方箋

 


この本との出会ったのは12年前でした。
その頃は営業になったばかり。慣れない仕事でが忙しかった時でした。なかなか家族との時間が取れず、子供がまだ幼く子供の世話で忙しい妻と喧嘩が絶えませんでした。

 

会社でのミーティングで「妻との喧嘩が絶えなくて。。」会社の人に話したらこの本を勧められました。すがる思いでこの本を読んでみたら本当に妻とのケンカが減りました。


この本を読むまでは、ケンカしてしまうのは人の所為だと思っていました。しかし実は自分のせいだと気がつくきっかけとなった本です。内容も会話形式でストーリーになっているので、順番に読んでいけば内容が頭に入ってくるので取っつきやすいです。


箱に入るとは?

本書では箱に入っていることを自己欺瞞と言っています。
自己欺瞞の意味を調べてみると

自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。自欺 (じき) 。

とあります。

 
自分で自分の心をあざむくこと。
どういうことかというと、本に書かれている例では、夫婦で寝ている時に子供が泣いているのに気が付きます。「子供が泣いてるから対応をしなくては」と思ったけどそのまま無視してしまいます。

 

その後の考えの変化が横で寝ている奥さんのことを「寝たふりをしているんじゃないか?」「子供が泣いているのに無視して、酷いヤツだと」考えるようになります。
 
「しなくては」と思ったけど理由をつけて辞めることは沢山あると思います。
しかし、自分の本当の気持ちに逆らった時にそれを正当化するために相手を悪く思うようになります。
 
そして怖いのはその状態が一時的ではなく、習慣となってしまいずっと続いてしまうことです。

 


箱に入っている状態でなんとかしようとしても無駄


いがみ合う関係に嫌気がさして関係を修復するために優しく言葉をかけたが受け入れてもらえなかった経験はないでしょうか?自分はあります。箱に入ったままだと無理と書かれています。

 

一番の理由は

 

人間は、相手が自分のことをどう感じているか察知して、それに対して反応する


箱に入った状態では自分を正当化するために人を対等と考えていません。その気持ちを相手は敏感に察します。心ない言葉を言われても嬉しくありません。逆効果です。

 

もう一つの理由は


箱に入っていると相手も箱に入れてしまう。箱は感染します。


箱に入ったままだと相手も箱に入れてしまいます。そうなるとお互いに見る目が歪んでしまい、自身を正当化するために相手を貶めることになります。それが延々と続きます。

 

関係を改善したいと思ったらまず箱から出ないといけません。


箱から出る方法とは?

箱から出る方法とも書かれています。

 

自分の考えは間違っているのでは?と疑うこと相手をモノではなく人として思うこと


なんだ簡単なことだと思いますが難しいです。箱に入り現実を歪んで見る状態が続くと、それが当たり前になってしまいます。
当たり前の状態を間違いだと思えることが難しいです。実際自分はこの本を読むまで妻や子供に対する考えが間違っているとは思いませんでした。

 


最後に


この本に出会えて妻とのケンカが減りました。今でもたまにケンカしますが、まあまあ仲良く過ごせていると思います。ただ「箱」は気がつけばすぐに出ることができますが、反対に油断すると「箱」にすぐ入ってしまいます。今でも意識して「箱」に入らないよう気をつけています。


人間関係がうまくいかないときにおすすめの本です。人間関係に悩みだす中学生くらいに出会いたかった本です。

 

 

【刻読4冊目】『億を稼ぐ積み上げ力』やるべきことを積み上げて成長するためにはどうすれば良いか

 


ブログ、twitterYoutubeとマルチに活躍されているマナブさんの本です。
マナブさんのブログ「manablog」を拝見したことがあります。

タイトルに「積み上げ力」とあるように、積み上げる方法=継続のしかた、何を積み上げれば良いのか、環境の作り方について書かれています。
またマナブさんが成果を出せずにいた時から成果を出すにいたるまでが書かれています。なぜ成果が出なかったか語られているところは自分も「あるある」と思うことがたくさんあります。
本を開いてすぐに、

楽して稼ぎたい人は、この本をよまないでください。

と書いてあります。
この本は無責任に「自分の言った通りにすればかならず成功します!」と言った本とは違います。簡単に成果はあがらないこと、成功には時間がかかること、失敗することもある。ということがしっかり語られています。

いわゆる考え方、マインドが書かれた本なので具体的なノウハウについては書かれていません。。すぐに稼ぎたい、成果を上げたいという方にはおすすめできません。これから何か行動しようと思っている人、行動してるのに結果が出ていない人にオススメの本です。

 

この本について

『億を稼ぐ積み上げ力』
著者:マナブ
発行:株式会社KADOKAWA
初版:2020年9月25日

【本の構成】

第1章 圧倒的に継続するための極意
第2章 成長を一気にブーストする秘訣
第3章 成功までの最短ルート
第4章 生き残るためのマインドセット
第5章 稼げる人の頭の中
第6章 時代の波に先乗りする

印象に残った文

・継続のコツはいたってシンプル
 ・朝起きたら、最初にやる
 ・終わるまで、他の事をしない

・日本には雇用保険生活保護といった様々なセーフティネットがあるため、成果が出なくて死ぬことはありません。

・多くの人は「挫折=失敗」と考えます。しかし最大の失敗は「何もせずに過ごすこと」です。

・なぜか副業やスキルアップになると「1ヶ月も頑張ったのに成果が出ない」「自分はダメだ」と考える人が多くて驚きます。成果が出るには、時間がかかるものです。

・日本人だってそれぞれです。目の前にいる友人を「この人は外国人なんだ」と思って、文化の違い、考え方や価値観の違いがあるものと接したほうがずっと楽な関係を維持できます。

 

失敗は何もせず過ごすこと

まずは小さいことからでも行動することの大切さが書かれています。

・多くの人は「挫折=失敗」と考えます。しかし最大の失敗は「何もせずに過ごすこと」です。

自分も行動したつもりになっていた時があります。本が好きで小説ばかり読んでいました。実は行動して失敗するのが怖かったからです。物語を読むことで自分が何かをしているように思いたかったのです。働くようになって自由になるお金が増えたので興味のあることについて挑戦しましたが長続きしませんでした。
思い返してみると当時の自分は、「失敗が怖くて行動できていなかった」、「自分に積み上がる行動をしていなかった」という二つの失敗をしていました。
まずは行動すること、それも自分に積み上がることをやることが重要です。

やるべきことを朝起きてすぐにやる

マナブさんは1000日、毎日ブログを更新して成功のきっかけをつかんだとのことです。

また継続のコツは次のこと。

 ・朝起きたら、最初にやる

 ・終わるまで、他の事をしない

前から自分の1日を記録しているのですが、自分の自由になる時間は朝しかありません。それ以外は家族との予定が急に入ったり、仕事が予定通り終わるかわかりませんす。朝だけが自分に自由となる時間です。
ただ朝起きてやること終わるまでやりきることが難しいです。自分の場合、早起きしても出社時間になったら作業を切り上げる必要があります。朝の時間で終わるように工夫をする必要があります。
まずは朝の時間を作り自分の一番やるべきことをする。あとで終わらせる努力をしようと思います。

 

最後に

マナブさんのブログを拝見して感じたのは、自分よりも若いのにしっかりとした考えを持っていると感じます。ネットを見てていると若くてもすごい実績をあげている方がいくらでもいます。会社では若い人に教えたりしますが一歩会社から出るともう年齢とか関係ないです。
若い人からもどんどん学ぶ姿勢を大切にしたいと思います。